紙本墨書此山妙在墨跡 補修

中日新聞 2021年4月20日 掲載

土岐明智氏ゆかり県重要文墨跡 欠損や薄れを補修。
土岐市妻木町 崇禅寺所有 業者に引き渡し

経年劣化による書状の欠損や墨の薄れなどを補修するため、
崇禅寺が所有する県重要文化財「紙本墨書此山妙在墨跡」が業者に引き渡されました。
修繕期間は来年三月まで。

墨跡は、1362年(康安2年)に制作。
南北朝時代の禅僧此山妙在が崇禅寺の開山である果山禅師と創始者明智彦九郎頼重の弟、頼高に宛てた書状で、寺をたたえる内容が記されている。

墨跡はこれまでも100年~150年周期で補修が重ねられてきた。

紙本墨書此山妙在墨跡